えぇ。
染めたりましたよ。
こちらの後日談。
というよりここからが本題w
これから春になり。
桜が咲き。
入学・入社のシーズンになりますね。
花粉症でツラい方もいるかと思うのですが、少なくともちょっぴりイメチェンしたい方は多いのではないでしょうか?
一般的な考えとしてイメチェンとは
- 髪の長さ
- 髪の色
- 服の色・形
- メイク
などなどで変える方が多いと思うのですが
僕には個人的な考えがあります。
- 髪のツヤ感
- 長さが一緒でも髪の毛に動き(カール感など)を出してあげる=軽さが出る=春のイメージの1つでもある”フレッシュ感”を出せる
そうなんです。
色や髪型でも変化を出すのもとても良いと思います。
ただ、懸念されるのは昨今のカラー剤の進化。
ハッキリ申し上げますと塗るだけでキレイに染まりますw
極端な言い方はしましたけどね!
その中でも美容師は1人1人に合った《調合》をし、オートクチュールなカラーを施します。
僕は春の明るめカラーでも
”ツヤ”と”軽さ”
には、こだわっていきたいと思ってます。
ちなみにヘアカラーは明るくすればするほど理論上はツヤが出にくいです。
髪質や髪の状態によっても変わってきますが、基本的には”暗く”してあげた方がツヤは出ます。
黒髪でツルッツルの髪ってスゴく
『光』
を反射してませんか?
僕はその『光』に着目しました。
”暗く”するとツヤが出る理由。
大体グーグルなどで
『トーンダウン ツヤ』
と、検索してどの記事を読んでもその理由って書いてないんです。
- トーンダウンするとツヤが出ます!
- ツヤでお困りなら暗めカラー‼︎、、、etc
と…
トーンダウンするとツヤが出るのは事実だけど、その”ナゼ”?
の部分が書かれていなく疑問に思ってました。
前フリが長くなりましたので簡潔にお答えします。
- 明るいカラー→光が透過してしまう。さらに光が透過する事によってダメージしている部分で光が《乱反射》してしまい、ツヤが出にくい。
- 暗めカラー→光を反射しやすい。さらに明るいカラー剤よりはパワーが弱い=ダメージしにくい。
ここで
『ん?』
と、思われた方。
素晴らしいです。
色で言ったら”黒”に近い色は光を《吸収》します。
つまり”ツヤ”そのものも吸収されてしまうハズ。
じゃあナゼ?
そこにも”光”のマジックが僕は潜んでると思ってます。
【吸収率】と【反射率】
が関係してるのではないのかな…と。
- 黒→吸収率=反射率
- 白→吸収率>反射率
よく分からないですよね?σ(^_^;)
つまり
”ツヤ”を色で例えると『白』になるんです。
白色を黒いキャンバスに塗ったら見えやすいけど、白いキャンバスだと見えにくい。
そういった事が関係していると思います。
細かく言うと、これだけでは説明不足なのですがこんな感じです。
では本題。
春カラー=明るいカラーのイメージ
で・す・が
《どのようにツヤを出しているのか?》
ズバリ。
- パワーコントロール
- 髪質やダメージによって置く時間の調整
- ブリーチ等の明るさにし過ぎない
が主です。
もちろんツヤの出しやすいスタイリングやトリートメントも併用は致しますが、カラーにおいてのポイントはこういった所です。
さぁー
そこでいよいよモデルさんに塗りますよー!
あーだこーだ理論を勝手に語りましたからね。
ここで目の保養タイムですw
↑撮影させていただいたモデルの『岸田ますみ』さん
これよーく見ると。
結構元の髪が暗くてさらにオレンジ味が強かったんですよw
だから上のリンク記事でも言ってたように、それを打ち消す為の”ブルー”の入ったカラーを施しました。(オレンジの反対色はブルー)
↑撮影した時
プロセスとしては
1度暗い髪の毛を明るく(8トーン→11トーン程)してから
新色の
カーキアッシュ(真ん中)とフォギーベージュ(右側)の10トーンを1:1にて
↑1度明るくした髪に塗ると〜〜??
ズバんっ‼︎
めちゃえぇ色やん。
んでツヤツヤや…
我ながら最高かよっ。
まだまだ精進せねばなりませんが、明るめカラーでもツヤが出てますね!
これからの春カラーはナプラのナシードカラーに限ります。
ここまでカラー剤の説明が無かったので、ちょろっと特徴を説明しますと…
- 天然由来成分を配合。
- 2つのシードオイル(=植物種子オイル)
- 6種類のオーガニックハーブエキス
こういったある種《トリートメント》が入っている事によってツヤ感の表現やダメージを抑えるといった事に努めているカラー剤です。
あっ!
ちなみに、めちゃめちゃ沁みにくいカラー剤なんです!
そんな効果もあるナシードカラー…
どんどん進化してるなぁ。
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